国民栄誉賞の資格について考えてみた

栄誉

とても重要な功績を残した国民に与えられる賞であるのが国民栄誉賞というものですが、この国民栄誉賞を与える基準というのがとても曖昧なのを皆さんは気づきませんか?というのも、国民栄誉賞を受賞しているのが全てスポーツ選手であるということ、そしてその受賞するスポーツ選手もどの程度の功績を残したらもらえるのかという明確な基準がなされていません。それゆえに、私なりにどのような人が国民栄誉賞を受賞するべきなのかその資格について考えてみました。

まず国民栄誉賞を与える背景にあるのは、政治的なものであると言われています。その時にとても活躍したスポーツ選手などに総理大臣が国民栄誉賞を与えると、それだけで総理大臣のイメージアップにつながるからです。ですから、このようなプロパガンダの一種として使われる国民栄誉賞にはそれほど価値はないと考えられますし、そんな魂胆から選ばれる国民栄誉賞を受賞する人もそれを受賞するだけの資格はないのではないかと思うのです。

では私が理想と考える国民栄誉賞の資格としては、まずスポーツ選手以外でもしっかりとした功績を残した人、そして日本国民のイメージアップにつながるような活動を行っていること、最後に本当に国民の全てがその人に国民栄誉賞を与えても良いと考えていることなどが挙げられます。これらの条件を満たしていることが、最低限の、国民栄誉賞を受賞する資格であると言えるでしょう。

これまでの国民栄誉賞受賞者を見てみると、本当にこの賞はスポーツ選手のためだけに存在している賞なのではないかとか、その時の総理大臣の気分で適当な価値観で決めているのではないかとすら穿って見てしまいます。ですから、本当にこの国民栄誉賞を栄誉ある賞にしたいのであれば、最低でもその資格を明確にしておき、私が考えるような条件を満たした人に幅広く与えることが重要でしょう。そうすれば、国民栄誉賞は意味のある賞になるはずです。